仁王像

更新日:2023年03月31日

古い木造の門の左右の囲まれた場所に2体の仁王像が安置されてる写真

津金寺の丈六(じょうろく)の仁王は、戸隠の九頭龍(くづりゅう)権現の作といわれている。九頭龍権現が、仁王を造る時、決して見てはいけないと固く禁止した。しかし、その禁を破って見た者があったため、怒って製作を中途でやめて昇天してしまったという伝説があり「未完成の仁王」として知られる。むかしは露座(ろざ)(雨ざらし)の仁王であったという。

丈六(高さが1丈六尺)の仁王像2体には、裏話としての次のような話もある。古町に「細子(さいこ)(工)の沢」という地籍がある。年代は不詳であるが、むかし、津金寺の仁王がこのあたりで九人の細工師たちによりひそかに刻まれた。ところが仁王の完成まじかにして、棟梁が死亡してしまったため、未完成のまま「九頭龍権現」の作として世に出したという。(津金寺誌)

地図

仁王像のある津金寺の場所を赤丸で示した地図

所在:立科町大字山部279-1

佐久方面より山部交差点を右折し200メートル

この記事に関するお問い合わせ先

立科町役場 教育委員会 社会教育人権政策係
電話: 0267-88-8416
ファクス: 0267-56-2310
お問い合せフォーム
みなさまのご意見をお聞かせください

ご意見ありがとうございました。

このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか