令和4年8月 地域おこし協力隊
ずくだす!! 地域おこし協力隊 奔走中
移住定住担当 永田 賢一郎です

昨年度から着手し、TVや新聞などでも取り上げていただいている、立科町空き家活用プロジェクトですが、大枠がやっと固まってきました。こちらのプロジェクトは、立科町にある空き家を実際に活用しながら、新しい賃貸の仕組みと家の活用の仕方を提案するものです。空き家の利用を促進する際にネックとなる、改修費負担を大家さんではなく借りる側が負担し、その代わり通常よりも長い期間、格安の賃料で使わせてもらい、理想的な暮らしを作れるというものです。賃貸なので、契約期間が終われば大家さんの手元には改修済みのきれいになった物件が戻ってきます。手放す予定はないけど維持管理が大変だという大家さんと、理想の暮らしをしたいけど、家賃が重いという利用者さんの双方が嬉しい仕組みを目指しています。
現在進めている計画では、家の一部をカフェスペースにし、離れにはアーティストが滞在しながら制作ができる宿泊スペースを作っています。アーティスト・イン・レジデンスというプログラムで、首都圏などからアーティストを招致し、滞在中に畑や農作業体験、空き家の改修体験などを行いながら町の環境や地域の人たちと触れ合い、作品を作ってもらったりリサーチをしてもらうことで、立科町との新しい関わりを作るという狙いがあります。敷地内には展示ギャラリーとテラス席のある庭もつくり。敷地の中のどこでものどかな時間を楽しめるような場所にしようと計画しています。時間はかかるプロジェクトですが、移住希望者や、空き家の活用方法に悩んでいる皆さんにもぜひ知ってもらいたいと思っています。
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更新日:2023年03月31日