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史跡 |
虎御前 姿見の井(とらごぜん すがたみのい) 虎御前とは相模国の大磯の遊女「虎」のことをいう。 虎は建久4年(1194)19才の折り、曽我十郎祐成(曽我兄弟仇討ちで有名な兄十郎)の菩提を弔うため出家し、善光寺に来て「虎石庵」にこもり仏事の修行を学んだ(東鑑曽我物語)事実があることからその名が発生したと推定される。この「虎御前姿見の井」は立科に古くから伝えられる虎御前の伝説にまつわる井戸で明治初年の記録では「北に虎御前あり、その形あたかも虎の伏するに似たり、是、虎の霊なり。側の沼に六角の井あり、虎が姿見の井、又は、髪水と称す」とあるが虎御前が善光寺からこの地を訪ねたという確かな記録は見当たらない。 また一説によれば「虎御前の従者、蔦女がこの地を訪れ居を定めたことがあり蔦石」と言われた石があったとも伝えられるがいずれも確証に乏しい。 この地帯を古くから虎御前といい、虎御前姿見の井戸が古くから保存されていることから「虎御前」とこの地との関係を探ることは興味深いところである。 地図 所在:立科町牛鹿 |