令和3年9月 地域おこし協力隊
[2021年9月10日]
ID:1791
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地域おこし協力隊 国際交流担当の須藤佳奈です。
新型コロナウイルス感染症によって、1年間延期になった東京五輪。開催に至るまで、さまざまな反応がありましたが、ウガンダ選手団は、無事に立科町の高原エリアで事前合宿を行い、東京五輪に出場することができました。
制約の多い中で、選手団に向けた応援旗と応援動画を作成し届けました。皆さんから寄せられた気持ちのこもったあたたかい応援に、選手の皆さんからの拍手が鳴りやまず大変喜んでいました。お忙しい中ご協力いただいた皆さん、どうもありがとうございました。
前代未聞の状況下で開催されたオリンピックに、試行錯誤しながら相手国を思い、応援の気持ちを届けようとした経験は、直接応援した時よりも、もしかしたら人々の記憶に残るのかもしれません。立科町の高原エリアを走り、あたたかな応援に触れた選手の中の1人が、祖国でその思い出を家族に話し、その中の誰かが、将来立科町を訪れる日が来るかもしれません。そして、立科町で異国の地であるウガンダの文化を知り、応援旗にメッセージを書いた町民の中の誰かが、将来ウガンダ共和国を訪れ、国と国を繋ぎ友好的な関係を築く1人になるかもしれません。
このホストタウン事業を通して、大きなことはなにもしていませんが、人々の小さな心の動きをつくれたことが1番の大きな成果だと思っています。何も知らなかった国を、少しでも知りたい、近づきたい、と思ってくれた人がいたら「金メダル」です。
立科町役場地域おこし協力隊
電話: 0267-56-2311
ファクス: 0267-56-2310