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第3回 下水道処理場の仕組みと水の浄化についてPART2

[2016年3月30日]

ID:401

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外倉処理施設の写真

外倉処理施設

宇山処理施設の写真

宇山処理施設

野方塩沢処理施設の写真

野方塩沢処理施設

山部牛鹿処理施設の写真

山部牛鹿処理施設

今回は農業集落排水事業の外倉・野方塩沢・山部牛鹿・宇山の各処理施設にて行われている汚水の浄化方法を説明いたします。

今回は、嫌気性微生物と好気性微生物を併せた方法で水をきれいにする仕組みについて説明します。フローチャート図を参考にしながらお読みください。

この処理方式は大きく分けて6つの段階からなります。第1段階の(図1)前処理施設にて大きなゴミと砂を取り除きます。その後、破砕機によって残ったゴミを細かくします。第2段階の(図2)流量調整施設で流入した汚水を一時貯留し、生物処理を行う槽への流入量を調整します。また、流入汚水の水質を均一化して、さらに細かいゴミを取り除きます。

いよいよ、ここから生物処理の過程が開始します。第3段階(図3)では、嫌気性ろ床槽と接触ばっ気槽とよばれる2つの槽で生物処理が行われますので、最初に嫌気性ろ床槽から説明します。この槽の中では嫌気性微生物と呼ばれる、酸素が無いところでしか生きていかれない微生物を利用します。この微生物を接触材という住処になる物体に付着させ、育成した微生物の作用により有機物(水中の浮遊物)を除去し汚水中の固形物を沈殿させ汚水と分離します。次に汚水は接触ばっ気槽に流入し、ここでも同じく接触材と呼ばれる微生物の住処に好気性微生物を付着させます。嫌気性ろ床槽と異なるところは、好気性微生物は酸素がないと生きていけないため、常に汚水中に酸素を送る事により槽内に旋回流を起こし何度も接触材表面に付着した微生物に酸素と汚水を接触させ、汚水中の汚濁物を吸着酸化分解します。

ここを流れてきた汚水は第4段階(図4)の沈殿施設に行き、水中の浮遊物を沈殿分離させ、沈殿した汚泥は第6段階(図6)の汚泥処理施設へ貯留し、その後バキューム車により川西広域処理場に搬出します。上澄みの水は第5段階(図5)の消毒施設に行き塩素により滅菌後、安全な水として河川へ放流します。

このようにして、下水処理施設は河川の環境を悪化させないように生物の力を借りて水をきれいにしています。みなさんも環境を守るという気持ちを持って、下水道を大切に使いましょう。

接続のお願い

おかげ様を持ちまして立科町の下水道への接続率が八十%を超えました。しかし、まだ接続が済んでいないお宅がありますので、早めの接続をお願いします。

訪問清掃業者について

近ごろ、「お宅の下水道管を掃除させてください」と訪問される事が多い様です。その場での契約はせず、下水道を接続した工事業者などから見積もりをもらい、よく金額を確認してから契約をするようにしましょう。

次回予告

次回は、他の処理場と水の浄化方法についてです。

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